「うつヌケ」を読んだ感想を書いたらスッキリした
どーも。
先日土曜日、1年前に退職した同僚と遊んでて、今の仕事がどんだけ楽しくて充実しているかを一生自慢されたGAMIです。
別にイライラしてたわけじゃないですよ。。!?
「忙しくも楽しそうで良かったやん!なっ!なっ!?」
って心の中で自分に言い聞かせて冷静を保ってました。
うつヌケ
昨日の夜にKindleで購入して一気に読み終えたので、ちょっと感想を。
まず、この本を購入する至った背景として。
一番最初にこの本を知ったのは、それこそ発売当初の2年前ぐらいかな。
当時、友人が主催している読書会というものに週1で通ってまして、そこでその中の一人がこの本を紹介してました。
その時は、「うつ」って自分には程遠いし関係ないやって思ってあまり重要に捉えてなかったんですけど、ここ最近Twitterで誰かのつぶやきで目にして。
と同時に、「心の寿命」っていうキーワードが最近いろんなアングルから耳に入ってくるようになって。
多分、自分自身すごい心に負荷がかかっているのかな、と。
なので読みやすいということもありKindleでサクッと読んでみました。
感想
タイトルに反して、絵や色合いも明るくて読みやすい。
著者自身が長年「うつ」に悩まされて、そこから「ヌケ」ることができ、今も苦しんでいる人たちの救いになればと書いた作品。
最初は著者自身の経験を書いているのだが、その後はいろんな人の経験談が書かれている。
恐らく全員実在する人で実際の経験談から書かれていると思うが、普通に有名人や歌手などの例も出てくる。
そしていろんな例があるんだけど、大体やっぱり「うつ」になってから「ヌケ」ていくまでの流れに共通点がある。
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まず「うつ」になりやすい人は、
・生真面目
・気が小さいが前向き
・責任感が強い
そして「うつ」になっていく入り口は、
・何かをキッカケに自分が全て悪いと思い込む→自信を失う→自分のことがキライになる
そこから出ていくには、
・自分が「周囲から必要とされている」と感じる
「ヌケ」る時は、
・過去の辛さを乗り越え、自分を肯定できる
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「うつ」と一言で言っても色々な種類があるんだけど、やっぱり感じたのは本当に誰でもなる可能性があるということ。
また、いろんな例が出てきたけど、「ヌケ」るのに数年、もしくは10年以上かかっている人もいるということ。
自分自身、全然理解できてなかったし、なんだったら「うつ」になる人はどこか弱いんじゃないか、とか、どこか甘えているんじゃないか、なんて前までは思っていた。
でも、ここでちょっと自分の体験を挟んでしまい恐縮だが、
僕自身、今年は3月ぐらいから1年通して「うつ」のような状態だったと思う。
きっかけは、転職の失敗。
新しい転職先で入社前と全く違う条件で働くこととなり、辞めるなら早い方が良いと思い2ヶ月足らずで退職。
その後、元々いた職場に出戻りという形で戻り、今もそこで働いている。
この動きは、かなり自分の自信を失くした。
いろんな人にも迷惑をかけたし、今でもそれは後悔している。
ただこの本を読んで、自分に対しての希望を持っていいし、自分の中にいる「うつ」の原因となっている不安な感情を捨て去ることはできないから、どうやって上手く付き合っていくかが重要。
ホント、一気に急転直下するキッカケなんて本当どこでもあるし、誰にでも「うつ」になる可能性はある。
失敗に対する見方
「失敗」に対する不安も、より一層「うつ」を加速させる材料な気がする。
時間は常に前進していて、またSNSなどでいろんな人がフラットな環境でどう活躍しているのかがスマホで一目で見れたりして、新規事業や何かに挑戦することのハードルが下がってきていて、将来が漠然と見えないと
「なんかやらないと」
って気になるかもしれない。
その時、失敗すると、周囲からの扱いが厳しいものになる気がする。
昔の動画だが、こんなことを言っているTED動画を思い出した。
2009年の動画だが、かなり今でも共通する点があると思う。
もっと失敗に対して寛容になっていいし、それは周囲の目ではなく、自分自身が自分に対して寛容になってあげるということ。
そうじゃないと、もちろん他人にも寛容になってあげることなんて不可能。
かなり重た〜〜い内容になってしまったがw
もっと自分を受け入れてあげて、少しずつ前進していけるように頑張って、疲れたら立ち止まる勇気も持とうと思った。
One thing I am trying to focus on is 'just have fun.'
YOLO